語彙・読解 あれこれ 📗
みなさんこんにちは。
音楽&学習
〈アンダンティーノ〉の中西です。
読解問題を解いていて
ある生徒に
〈眉間 みけん〉て どこだかわかる?
とたずねましたら
このへんかな と言って
自分の〈瞼 まぶた〉を引っ張りました。
思わず 笑ってしまいました。
でも 私は
その言葉を いつ頃知ったのでしょう。
あまり記憶にはありません。
生活経験の中で
自然と 覚えたからですね。
小学生と国語を学んでいると、日々発見があります。
例えば、ある日の授業で
生徒が知らなかった言葉。
「激しく憤る」
「安堵」
「もどかしい」
「いたたまれない」
「ためらう 」・・などなど。
(余談ですが、こういう言葉を知らないと、国語の中学入試問題で正解にたどりつけない=得点できないのです。)
人間の感情は、
喜怒哀楽などという
簡単な言葉では表現し切れず、
非常に複雑です。
色々な感情を体験していないと
言葉の意味を理解するのは
なかなか難しいです。
子どもの時から、
生活の中で心豊かに、
出来るだけ様々な感情を
味わって欲しいものです。
とはいえ
大人もそうですが、
自分が実生活で体験し切れない
感情の世界はたくさんあります。
物語や世の中の出来事を通し「様々な立場にいる人間の気持ち」を想像するしかありません。
結局
読解(特に物語や小説)には、
客観的な立場からの想像力や
人間的な思いやりを表す
いろいろな言葉の知識が
必要ということですよね。
これは音楽表現を追究する時にも
必要とされる事柄です。
音楽の中には
言葉で表現しきれない
複雑で微妙な人間の感情の動きが
たくさん書かれているからです。
音楽と学習は そんな風に
つながっているんですよ!
それでは また ♪
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