幼児のピアノレッスン 🐤
みなさんこんにちは。
足立区花畑にある
音楽&学習 教室
〈アンダンティーノ〉の中西です。
最近は
小さな子どもたちに
ピアノの鍵盤に触る前に
おもちゃの鉄琴で
ハ長調の音階を
弾いてもらっています。
どの子も
直ぐにやりたがってくれます ♪
でも実は
これが なかなか難しいのです。
ほとんどの子が、
鉄琴を打ったあと
そのままバチの動きを
止めてしまうので
響きを消してしまいます。
中には音が全く出なかったり
するので
〈あれ?〉という表情をします。
綺麗な音を出す打ち方を
私がやってみせると
まねっこして
倍音が増えるように
バチの動きを工夫します。
ある程度響きを作って
鉄琴が弾けるようになるまで
何度も繰り返してゆくと
子どもたちは
自然に
耳を使うようになります。
そのように、倍音に
耳を傾けるようになってから
初めて私がピアノを弾き
子どもの鉄琴と合奏します。
できたら、
今度は交替。
いよいよ、子どもが
ハ長調の音階をピアノで弾きます。
指は何でもよいのです。
右手でも左手でも
そして、好きな指で。
すでにその段階で
自分の出しているピアノ音に
耳を傾けながら
ピアノを弾いています!
手の形を作ったり
鍵盤に先に指を
のせてしまうと
聴覚より視覚が
優先的に
働いてしまいます。
ピアノを学ぶ上で
それが一番大切な入り口となる。
私は
そのように感じています。
このレッスンのやり方は
私自身も、
とても楽しめるんです。
それでは また ♪
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