生徒の心の入り口 🎹
みなさんこんにちは。
足立区 花畑にある
音楽&学習 教室
〈アンダンティーノ〉の中西です。
webサイトへのご訪問
ありがとうございます✨
〈ある朝起きたら、キッチンに
このような書き置きが ♪
息子から、レアなチロルチョコのプレゼントでした (*´∇`*) 〉
ピアノレッスンのお話
をしてよいですか?
ある生徒が もうすぐ
ハイドンソナタを
公開ステージで弾くので
只今 『濃密なレッスン』
になっております。
頑張っていますよ!
随分と 表現が深まってきました。
ソナタの展開部のところで
さらに 豊かな音色や
ダイナミクス(強弱)を
弾き分けて 欲しいので
かなり細かい助言をしています。
しかし。
そのようなレッスンに
なればなるほど
気をつけたいと思うことが
あります。
『生徒自身が 果たして
そのことを 心から理解し
納得して 表現できているか』
ということです。
私は先日のレッスンで
こんな質問をしてみました。
『この展開部の 和声の変化を
自然の景色に感じる?
それとも 人間の感情に感じる?』
特に正解はありませんが
彼女の応えは
『人間の感情に感じる』
というものでした。
中学二年生までの14年間
日々の生活や経験をとおし
これまで学んできた
人間の様々な感情。
私は
それを大切に
ピアノを弾いて欲しいな
と思うのです。
演奏者当人の
細かい音楽表現に
指導者が介入し過ぎると
不自然が生まれてしまうからです。
コンクールの審査や
講評を受ける演奏では
少しでも良い評価を
いただけたら嬉しいものです。
指導者も生徒もそれは同じです。
そのために レッスンも
ついつい熱くなりがちですが
『ひな型の演奏』を
強要することのないよう
よくよく
配慮しなければならない。
そう 感じております。
生徒の心の入り口で
ぐっと
立ち止まる 。
今 頑張っている
生徒の心の表現である
ピアノ演奏に
敬意を持ちたいからです。
生徒と私は
違う感性を持ち
違う感情を持って
それぞれの音楽表現を深めて
行くべきだからです。
そこに『個性』が生まれます。
それ大切です。
長い目で見て
本当に大切。
それでは また ♪
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