中西diary 📒 vol.12

みなさんこんにちは。
足立区 花畑にある
音楽&学習 教室
〈アンダンティーノ〉の中西です。
webサイトへのお立ち寄り
ありがとうございます✨

〈夏のお花が咲きました〉



diary
『ロシアピアニズムのレッスン』🎹


一昨日
オペラシティのコンサートホール
ミハイル・プレトニョフの
ピアノ演奏を聴いて
その音色に
ただただ 驚愕いたしました。

一体 身体の各部位を
どのように使えば、
あのような音を
紡ぎ出せるのか
じっと観察したものの
結局最後まで
今の私の知識力では
わかりませんでした。

プレトニョフさんは
特別なことは
何もしておらず
ただ、ピアノの椅子に
自然に座っているだけにしか
見えないのです。

その演奏は
魔術のようでした。
天井高く鳴り響く空間に
圧倒され
何か 自分が ちまちまと
努力していることなど
全く及びもつかない
そんな世界を体感し、
打ちのめされたような
気分にもなりました。
(何度も経験しておりますが)

ところがところが。
本日
大野先生のご自宅レッスンにて
いろいろなご教示を戴き
謎が一つ解けました。
『楽譜を脇に挟んで
上腕を固定したまま
弾いてみてください。』
と 言われて
やってみましたら、
何と音の伸びが
格段に変化しました。

プレトニョフさんが
何もしていないように
見えたのは、
上腕のしっかりした支えがあり
肘から上の動きに
ぶれが無かったからなのでした。

マルタ・アルゲリッチも
ウラディーミル・ホロヴィッツも
そのように弾いているから
動画をみて研究して下さい。
とご教示がありました。

ピアノの世界は
果てしない宇宙空間です。
毎日発見があり
私は とても幸せです。

ロシアピアニズムによる
奏法は
80歳でも90歳でも
芸術を追求しながら
ピアノが続けられる
非常に合理的で
現代的な
ビアノ奏法だと思います。

〈大野先生のご著書です。〉
 
お読み下さり ありがとうございました。
それでは  また ♪

ピアノ&ソルフェージュ Andantino

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